Remember11 プレイ日記①
Ever17おもしろかったので、Remember11購入しました。まだプレイ1時間未満ですけど。
飛行機墜落後、オープニングムービーまで
感想
感想というか第一印象
シーンタイトルの「αでありΩ」ってそれヨハネの黙示録のやつやんな?
オープニングに出てたテキストの、
anima
persona
old wise man
great mother
trickstar
animus
shadow
これもうゼノギアスやん!!
勝ちてぇ…
謎解きてぇ…
伏線からの連想
連想されるキーワードは、永遠の少年、ドッペルゲンガー、シンクロニシティ。
幸いゼノシリーズ関係でユング心理学についての予備知識があるため。
数字
Ever17では、徹底的にありとあらゆる数字を17に繋げてたけど、今作もそうっぽい。
IDカード
SATIRU YUKIDOH
1331 2223 9801
1331 = 11^3
9801 = 11^2 x 9^2
2223 = 9 x 13 x 19、なんでこれだけ仲間はずれなんや?
現在を11、2年前の事件が9を示しているなら
1331は3つの時間軸が交錯していること、9801は現在と2年前が交わっていることを暗喩
2223は、2年前、2年後、8年後???
あるいは現在19歳の犬伏景子のこと?
まだなんもわかんねぇな
ヘビ
αΩで聖書関係を連想→ ならウワバミ?だかヘビだかはウロボロスで無限ループを引き起こした原因を示唆?
「セルフはどこ」
ユングでは、無意識と意識の中心、みたいな意味だったよな確か
犬伏ちゃんは、自分を探してるってことか?
あるいは「セルフ」がある種のあだ名か
なんか登場人物に犬伏ちゃんとくそ似てるけど名前違う人いた気がするため、
→ その娘が犬伏ちゃんの双子で、「セルフ」と呼んでた説
①双子の片割れと死別あるいは殺害、その現実を受け入れられずに自分の中に双子の片割れの人格を形成した説
②双子だが、自分と片割れの区別ができないほど、自己の存在を片割れに依存していた説
「影が来た」
アーキタイプの影(shadow)は、ペルソナによって抑圧された自分の側面
極端な例だと、二重人格、ドッペルゲンガーとして現れる。→ 犬伏景子の多重人格、あるいは双子?(2とは限んないけど)
犬伏ちゃんが襲ってきたことを、「影が来た」って言うか?なんか別の存在が実行したのでは?
trickstar
ゆにくんのとこでtrickstarって出てたけど、
アーキタイプでいうならトリックスターっていうより、「永遠の少年」の方が絶対適してると思うんだよな。というか、意図的に永遠の少年っていうワードを隠してる感じする。
ゆにくんの苗字はメモんの忘れたけど、名前のゆにって、juniorのjuniをゆにって呼んでる説
あるいは、ユニ、uni、unus…ウーヌス・ムンドゥス……いや、まさかな…
トリックスターって、主人の発言をトンチを効かせて諌めるみたいな、一休さん的な人物像じゃなかったか?
でも、永遠の少年っていうアーキタイプがあることは知ってるものの、どういうアーキタイプかわからん、モラトリアムとは違う感じ?
青年期に残された少年性みたいな感じじゃなかったかな?
それか、もう1人、永遠の少年を表す人物がいるのか?
その他アーキタイプ
アニマとアニムス、老賢者、グレートマザー
アニマは、男性の中の女性的性質、夢の中に女性として現れる。アニムスはその逆。くらいの認識で足りるよな、マリアとかソフィーとかはいらんよな絶対
アニマってでも他者に投影されたり、夢に出たりで、自分の側面として出てくるっていうより、潜在してるって感じだから、誰かにとってのアニマが「こころ」なんじゃね?
①ゆにくんにとってのアニマが「こころ」、アニムスが「悟」とか、であり、彼らとの関わりの中で、「セルフ」つまり自分を見つけていく、という内容
②何者かの中の人格を、なんらかの方法で再現した説。ウイルスとかで。
ブリーチで例えると、メゾンドチャンイチを具象化した、的な。
曼荼羅
かなり曖昧な知識だけど、ユングが自分の体験を表現するために中国の曼荼羅という模様を用いたって話があったはず。
テキストメッセージの横にある、円が3つ重なったようなマークは曼荼羅…じゃないよな
三位一体的なメタファー的なアレやろな、たぶん。
共時性
つまり、シンクロニシティが、関係してくると予想。
ストーリー
まずは、まぁ情報足りないため、Ever17と多少符合してると仮定して考えることにする。
Ever17のストーリーは、キュレイウイルスのキャリアであるホクトと、四次元存在であるブリックヴィンケルとを、ちょーのーりょくしゃである八神ココが結びつけるという物語だった。
これを、①ウイルス枠、②時間枠、③超能力枠というふうに分けて考える。
①ウイルス枠
犬伏ちゃん。
人間の中の人格を具現化するウイルスが存在する。その感染者が、犬伏ちゃん。
研究所ソフィアの献体である犬伏ちゃんは、同じく献体である少年に助けを求めた。
多分この少年が、悟。
犬伏ちゃんは、双子がいた。ウイルスの影響でその双子は亡くなってしまう。(直接的に殺害したor死亡の遠因を作った)
その現実を受け入れられずに、自分の中に多数の人格を形成した。人格の暴走によって、阿波墨病院での事件が起こった。
人間の影を引き出す、ドッペルゲンガーの召喚能力的な…うーんやりすぎ感。
捜査資料のハサミが凶器という記述から、そもそも凶器と傷跡の照合とかしたのなら、ハサミ以外に凶器は存在しないで確定、かって言うのも微妙。
②時間枠
ヘビ、ダビデとか言われてるやつ。
全ての束縛から解放したやつ。
なんらかの機械か、人物か、
とりあえず「ヘビ」と呼称する。
「ヘビ」の起動によって、影が現れ、悟は気絶した。病院に残留したウイルスによって、悟の中のアーキタイプ「永遠の少年」としての人格が分離された。
その人格は、「ヘビ」によって、過去の飛行機事故のゆにくんとして再現された。
うーん、「ヘビ」は二重人格の治療装置、人格を脳から分離する機械…とか?
③超能力枠
ゆにくん。
二律背反の共存する世界とは、うーーん。
ゆにくんと悟は、起源が同じ人物で、
吹雪の病院で時が止まったみたいな演出の時に、過去と現在に人格が分離された。
雷で見えた影とは、過去に飛ばされた自分の人格が成長した存在、ゆにが成長した姿、自分のドッペルゲンガーと再会して、これを繰り返す的な?
考察
時計台で悟?が見た影の正体は、もう1人の自分。
それは、ドッペルゲンガー。ワンチャンクローンじゃねぇかな。
ドッペルゲンガーとの出会いによって、意識が分離した。
ひとつは、過去に体験した飛行機事故を追体験する。誰かの視点で、というより、各登場人物全ての中に、悟の意識が混線した。
アニマは夢の中に現れる女性として現れる、男性の内に潜在する女性的性質。つまり、悟の中の女性の理想像、あるいは誰かを守りたいというような母性的愛情、を核とした人格が、過去の「こころ」の人格に混線した。さらに、老賢者やトリックスターの中にも、悟の中の人格が混ざっている。そして、トリックスターである「ゆに」は、悟の中の「永遠の少年」という側面でもあり、悟の過去の自分自身の体験が強く反映されている。
ただし、ゆにと悟は決定的に別人であり、時計台の中の施設に、ゆにがいる。彼も彼で超能力者。ゆにもゆにで、さらに意識が混線している。
そして、アニムスは女性の中の男性的性質、つまり、犬伏ちゃんの意識も混線してる。
つまり、悟、ゆにくん、犬伏ちゃんの3人の意識が、過去の飛行機事故と、現在の研究所内の場面と混線しているという状況。
それを引き起こしたのは、ゆにくんの超能力、犬伏ちゃんの病気、研究所内の人格分離装置である。
と考察する。
以上。